ブログを御覧の皆様、こんにちは。金川です。
1年のうちで梅雨が一番嫌いです。
色々調子が悪くなりますよね。
本日は、骨粗鬆症の治療についてお話したいと思います。
以前のブログ(骨の状態、どうですか? | 人工関節と脊椎手術なら横浜町田関節脊椎病院 (ymo-hospital.jp))でも触れましたが、
骨粗鬆症の診断は主にDXA法による骨密度測定によって行います。
その結果、骨粗鬆症と判定された場合には、主に薬による治療を始めることになります。
以前のブログでもお話したように、
骨粗鬆症を放置しておくと、様々な部位が骨折しやすくなります。
背骨が骨折して背中が丸まると、内臓に問題が生じることも少なくありません。
そのため、骨粗鬆症と診断されたらきちんと治療を導入することはきわめて重要なのです。
骨は一見何も動いていないもののように見えますが、
実は作って壊してを常に繰り返しています。
「常に再開発をしている」とも言えるでしょうか。
薬についても、以前は骨を壊す力を弱める薬が主流でしたが、
現在は骨を作る力を強める薬もあり、実に様々な薬の選択肢があります。
当院では、問診、骨密度、血液検査等の結果を考え、
その患者さんに最も合った骨粗鬆症の治療薬を提案致します。
ぜひ外来でお気軽にご相談下さい。